岐阜県大垣市で2016年、生後3カ月の長男を揺さぶり、脳に重い後遺症を負わせたとして、傷害罪に問われた母親の浅野明音被告(27)を無罪とした一審岐阜地裁の判決を不服として、岐阜地検が控訴する方針を固めたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。

 9月25日の判決は、長男の急性硬膜下血腫や網膜出血について、揺さぶりではなく、低い場所からの落下やその後の症状で生じた可能性があるとし、「犯罪と証明はできない」と結論付けた。

 母親は、重症心身障害の後遺症を伴う急性硬膜下血腫などのけがを負わせたとして起訴され、検察側が懲役5年を求刑した。