7月の豪雨で熊本県の球磨川が氾濫したことを受け、流域10市町村の首長が9日、県庁で蒲島郁夫知事と面会し、治水対策の拡充を要望した。球磨川支流の川辺川でのダム建設計画に関しても意見を表明。

 10市町村は、豪雨で甚大な被害が出た人吉市や球磨村など。

 蒲島氏は2008年に川辺川ダム計画の反対を表明したが、7月の豪雨後に建設計画の是非を巡る議論が再燃。国と県、流域市町村が参加した豪雨被害の検証委員会で6日、国はダムが仮に建設されていれば球磨川の流量が抑制され、人吉市と隣接する球磨村の一部では、浸水範囲が「約6割減少した」との推定を示した。