4月に死去した大林宣彦監督の未発表短編作品が見つかり、今月15~18日にオンラインで開催される京都国際映画祭で上映されることが9日、分かった。大林監督が劇場用映画デビューする10年ほど前、実験映画を製作し、CMディレクターとして活躍していた時代の作品とみられ「映像の魔術師」の足跡をたどる上で貴重な資料といえる。

 表題は「海外特派員 ある映像作家の場合」で、16ミリフィルムで撮影された約13分の白黒作品。有名人は出ておらず、大林監督や妻でプロデューサーの恭子さん、娘の千茱萸さん、監督の仲間が登場する。1967年ごろに撮られたとみられる。