政府は8日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の整備に向け、来年1月に開始予定だった自治体からの申請受け付けを延期する方針を固めた。新型コロナウイルス感染症の流行で海外事業者の業績が悪化、自治体の準備も遅れているためだ。来秋以降に先送りする方向で調整しており、2020年代半ばの開業目標もずれ込む可能性が出てきた。

 IR誘致を希望する自治体と事業者は政府に計画を提出し、最大3カ所が選ばれる。政府は当初、来年1月4日~7月30日とする申請期間を盛り込んだ基本方針を今年1月に決定する予定だったが、IR汚職事件や新型コロナの流行で先送りされている。