自民党憲法改正推進本部の衛藤征士郎本部長は菅政権下で初となる8日の役員会で、国会に提出する改憲原案の年内策定に向け、起草委員会を設置する意向を表明した。ただ新藤義孝事務総長は、改憲原案作成に否定的な認識を表明。改憲議論を主導したい新本部長の下で結束の乱れが露呈した格好で、今後の展開は不透明だ。

 衛藤氏は、推進本部内につくる起草委で改憲原案作成に取り組むと記者団に重ねて強調した。推進本部は2018年3月に「条文イメージ」と位置付けた党改憲案4項目を作成しているが、衛藤氏は「国民にはよく分からない」と指摘。「条文案に近いものをまとめる」と意気込んだ。