関西電力は8日、美浜原発が立地する福井県美浜町の原子力事業本部で、発電所の運営などについて幹部と住民が意見を交わす懇談会を開き、森本孝社長が、役員らの金品受領問題で「地元との信頼関係を損なったと重く受け止めている」と述べ陳謝した。問題発覚後、社長が原発立地自治体の住民と公の場で意見交換するのは初めて。

 懇談会には、関電の幹部計9人と、地元商工会など各団体の代表者ら16人が参加。冒頭、森本社長は「地元との共存共栄が事業運営の原点。忌憚のない意見を賜りたい」とあいさつした。

 終了後、森本社長は報道陣に「(金品問題などに)厳しいご指摘もあった」と述べた。