【ジャカルタ共同】インドネシアの首都ジャカルタ中心部で8日、国会で5日に可決された雇用創出に関する制度一括改正(オムニバス)法に反対する大規模な抗議デモが起き、治安部隊が催涙ガス弾を使用するなどして騒然とした。

 混乱は大統領宮殿や独立記念塔(モナス)周辺で発生。催涙ガスで辺りは白く立ちこめ、大勢の人がせき込む中、断続的に発砲音が続いた。数千人の若者らが集結しており、地元メディアによると、付近の警察の詰め所が放火された。

 オムニバス法は、海外からの投資を促すため、退職金規定や最低賃金の算出法変更などを定めており、労働組合などが断固反対を表明していた。