鹿児島県の離島・種子島で、季節外れの桜が開花した。9月の台風で葉が傷ついた影響とみられ、ピンクや白の花が咲き盛っている。

 開花したのは島北部の西之表市にある、県農業開発総合センター熊毛支場に植えられたソメイヨシノ。敷地内の百数十本のうち、20本ほどが花を付けた。支場の職員も「初めてで驚いている」。

 森林総合研究所(茨城県つくば市)によると、台風などで葉が傷つけられると、翌春まで休眠する作用に乱れが生じ、一時的な陽気に誘われて開花することがある。種子島には9月、非常に強い台風10号が接近した。