東大は8日、国立大で初めて大学債を16日に発行すると発表した。「ポストコロナ」時代の社会的課題に取り組むプロジェクトに使途を限定した「社会貢献債」として、200億円を発行する。今後10年で計1千億円規模の資金調達を見込む。

 償還期間は40年で、金利は0・823%。新型コロナ感染拡大を踏まえ、オンライン講義のための施設改修などに加えて、「ハイパーカミオカンデ」など最先端の大型研究施設整備にも充てる。

 国立大を運営する国立大学法人は従来、付属病院整備など直接収入が見込める事業にしか債券を発行できなかったが、今年6月の政令改正で要件が緩和された。