国土交通省は2021年度、住宅の浸水や田畑冠水を防ぐ水門、排水ポンプ場について、地域一帯でまとめて遠隔操作できるシステムの開発に乗り出す。現在は施設管理者がばらばらに操作しているため、連携がうまくいかず、大雨が降った際に1カ所でも遅れると浸水の恐れがある。豪雨が年々激しくなる中、操作を一元化して被害の軽減を目指す。

 河川は普段、支流から本川へ流れ込む。大雨で本川の水位が上がると、逆流して支流周辺にあふれることがあり、合流部にある水門の開閉や、ポンプによる強制排水で調節している。

 実際の操作は、施設を管理する自治体などが町内会、消防団に依頼する場合が多い。