実在しない国番号からの電話が相次いでいる問題で、日本には偽装された国際電話番号からの着信を防ぐ仕組みが存在しないことが8日、携帯電話会社や総務省への取材で分かった。専門家は、中国にいるとみられる犯人が第三国の電話会社を経由し、安い料金で国際電話を大量発信しているとみている。

 迷惑電話対策アプリを開発する台湾のゴーゴールックによると、在日中国人を狙った詐欺とみられる国際電話は10月、1日当たりの着信数が9月より10%増えた。インターネット上でも「電話を取ると中国語の自動音声が聞こえた」という日本人の書き込みが後を絶たない。