財務省が8日発表した8月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は、前年同月比1・5%減の2兆1028億円だった。黒字は74カ月連続。旅行や知的財産権の使用料を含むサービス収支の赤字幅が拡大した。

 経常収支のうち、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4132億円の黒字。輸出は15・5%減の5兆1247億円、輸入は22・0%減の4兆7115億円だった。旅行や貨物輸送を含むサービス収支は3166億円の赤字だった。

 海外投資で生じた利子や配当の動向を表す第1次所得収支の黒字は1・9%減の2兆2487億円だった。