【ワシントン共同】世界銀行は7日、1日1・9ドル(約200円)未満で暮らす「極度の貧困層」が20年に7億人を超えるとの推計を発表した。21年もこれまでの想定から約1億5千万人上振れし、7億3570万人にまで拡大する可能性がある。新型コロナの感染拡大や景気後退で20年以上続いてきた改善傾向が反転する。

 世界人口に占める割合は20、21年は最大9・4%に悪化。30年でも約7%へ高止まりする見込みで、同年までに3%へ引き下げる貧困撲滅目標の達成は困難な情勢だ。

 マルパス総裁は途上国への財政支援を続ける考えを強調。新たな産業への労働力の移行促進などを訴えた。