【ベルリン、パリ共同】ドイツのマース外相とフランスのルドリアン外相は7日、ロシア反体制派ナワリヌイ氏が8月、同国内で猛毒の神経剤により襲われたとみられる事件を巡り、欧州連合(EU)に対ロシア追加制裁を提案するとの共同声明を発表した。事件や神経剤の製造などに責任を負うとみられる当局者や団体が対象で、捜査に動くようロシアに迫った。

 ドイツのメルケル首相は解明を強く要求。昨年からロシアと対話を拡大する外交に転じていたフランスのマクロン政権もこれに同調し、厳しい姿勢を取った形だが、ロシア側は関与を完全否定し、事態が動くかどうか見通せない状況だ。