農林水産省の疫学調査チームは7日、群馬県高崎市の養豚場で9月26日に感染が確認された豚熱(CSF)の発生経路の分析結果を公表した。豚熱に感染した野生イノシシ由来のウイルスがカラスやネコなどの野生動物や車両の出入りを介して感染した可能性が高いとした。

 群馬県の養豚場ではワクチン接種を実施していたが、接種を見送っていた子豚で陽性が確認されていた。

 養豚場周辺では死んだ野生イノシシが発見されていたほか、子豚の飼育に使っていた飼育箱の半分には屋根や防鳥ネットがなく、野生動物が侵入できる状態だった。餌を搬入する車が、消毒せずに飼育場所に入っていたことも判明した。