東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県南三陸町の沿岸部で、町の地域おこし協力隊員が社長を務める会社が7日、プレハブの水産加工場を改修し、ワイナリー施設をオープンした。ワインの醸造や販売を通じて地元住民や観光客を呼び込み、沿岸部ににぎわいを取り戻す狙いだ。

 敷地内には醸造用タンクが13本設置され、製造過程を見学できる。店舗ではシードルを含め計5種類を販売。町の食材を使う軽食を一緒に楽しめるテラスも併設した。午後1時の開店と同時に次々に客が訪れて商品を買ったり、テラスでワインを飲んだりしていた。