内閣府が7日発表した8月の景気動向指数(2015年=100、速報値)は、景気の現状を示す「一致指数」が前月比1・1ポイント上昇の79・4となり、3カ月連続で改善した。基調判断は「下げ止まり」とし、1年3カ月ぶりに上方修正した。前月まで1年間続いた「悪化」の表現を削除した。経済活動再開の動きが徐々に広がったため判断を引き上げた。

 政府は新型コロナ感染拡大の緊急事態宣言を5月下旬に全国で解除した

 一致指数の上昇は自動車の生産や輸出の回復がけん引した。ただ3・9ポイントの改善だった7月と比べて勢いは鈍った。感染拡大への警戒感などから消費意欲は高まっていない。