昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた参院議員河井案里被告(47)の公判が7日、東京地裁で開かれた。前田智代栄・公設第1秘書(61)が証人として出廷し、現金入りの封筒を地元議員に手渡したことを認め「案里議員に事前に報告した」と述べた。

 案里議員の夫で元法相の衆院議員克行被告(57)から封筒を預かったと明かし「参院選の支援を賜る趣旨だと思った」とも証言した。

 前田秘書は昨年6月、案里議員を地元カラオケ大会に招いた胡子雅信・広島県江田島市議(50)に、「先生から」と言って現金10万円入りの封筒を渡したとされる。