医学部入試で女子や浪人生の差別的扱いが第三者委員会に認定された聖マリアンナ医科大に対し、文部科学省は7日までに「不適切な入試があったと見なさざるを得ない」との見解を伝えた。私学助成が減額される見通しで、日本私立学校振興・共済事業団の運営審議会が近く減額幅を検討する。大学は差別的扱いを否定している。

 文科省は1日、聖マリ医大幹部を同省に呼び、口頭で通告した。大学は取材に「特にコメントすることはない」としている。

 聖マリ医大第三者委報告書は、2015~18年度の2次試験で高得点が現役男子に偏るなどし、「一律の点数調整の結果だったと強く推認される」と指摘した。