2011年に5人が死亡した「焼肉酒家えびす」の生肉集団食中毒事件で、業務上過失致死傷の疑いで書類送付された運営会社「フーズ・フォーラス」の元社長と肉を卸した「大和屋商店」の元役員について、富山地検は7日、16年5月の1回目の処分に続き、再び嫌疑不十分で不起訴としたと明らかにした。

 地検は不起訴処分の方針を6日に遺族側に説明しており、発生から約9年半が経過した事件の捜査は終結した。

 地検は、昨年6月の富山検察審査会による不起訴不当議決を受け、再捜査していた。検審の議決が強制起訴につながる「起訴相当」ではなかったため、遺族は再度の審査申し立てができない。