菅義偉首相は7日、規制改革推進会議に政権発足後初めて出席し、押印の原則廃止に向けて「近日中に全省庁において全ての行政手続きの見直し方針をまとめていただきたい」と対応を指示した。看板施策である行政のデジタル化加速に本腰を入れる姿勢を鮮明にした。

 オンライン診療の恒久化やオンライン教育の推進に意欲を示し、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からも「最大限の活用を図るべきものだ」と強調した。

 新型コロナ対策の給付金支払いを巡る混乱で、デジタル化の遅れが露呈。規制改革会議は7月の答申で、年内に行政手続きを点検し、政令などを改正するよう各省庁に要求していた。