鹿児島県西之表市の八板俊輔市長は7日、米軍空母艦載機による陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている馬毛島(同市)への自衛隊基地建設に関し「施設設置で失うものの方が大きく、国の計画に首長として同意できない」との見解を表明した。

 八板氏は訓練移転反対を掲げて2017年の市長選で初当選したが、その後は態度を示しておらず、賛否を明言したのは初めて。防衛省の基地建設計画案の説明が不十分だとして八板氏が送った質問状に、岸信夫防衛相が文書で回答したことを受け、市役所で記者会見した。

 八板氏は岸氏の回答について「不明点は払拭されていない」とした。