【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングは6日、2020年から10年間の世界の民間航空機需要が昨年の予測から11%減少し、1万8350機になるとの見通しを発表した。新型コロナウイルス感染症の流行による影響が尾を引く。

 世界の航空業界は旅客需要が9割減となった最悪期から脱したものの、大規模なリストラが不可避な情勢だ。ボーイングは「完全に回復するには数年かかる」と指摘した。

 需要予測によると、古くて燃費が悪い機体の更新が中心となりそうだ。国際線など長距離路線に使用される中型機や大型機は、国内線など短距離向けの小型機と比べて回復に時間がかかると分析している。