【モスクワ共同】中央アジア・キルギスの首都ビシケクで議会選の結果に抗議するデモを起こした野党勢力は6日までに政府庁舎を次々と占拠し、首都は騒乱状態となった。事実上の政変とみられる。ジェエンベコフ大統領は「政権奪取の試みがあった」と批判し、対話を呼び掛けた。しかし野党側は大統領退陣、新たな政府樹立を要求し、情勢は一気に緊迫した。

 ロイター通信は、野党側が内務省を支配下に置いたと報道。現政権は治安機関への統制を失いつつあるようだ。

 政変の背景には、ジェエンベコフ大統領派と、汚職で有罪となり投獄されたアタムバエフ前大統領派の強い確執があるとみられる。