2011年に5人が死亡した「焼肉酒家えびす」の生肉集団食中毒事件で、業務上過失致死傷の疑いで書類送付され不起訴処分となり、富山検察審査会が処分を不当と議決した運営会社「フーズ・フォーラス」の元社長と肉を卸した「大和屋商店」の元役員について、富山地検は6日、再び不起訴とする方針を遺族に伝えた。遺族が明らかにした。

 検審の議決が強制起訴につながる「起訴相当」ではないため再度の審査はできず、捜査は終結する見通し。

 事件は11年4月、神奈川、富山、石川、福井の4県6店舗でユッケや焼き肉を食べた客約180人が食中毒を発症し、うち5人が死亡した。