旅行大手のKNT―CTホールディングス(東京)は6日、傘下の近畿日本ツーリスト関西(大阪市)と同中部(名古屋市)で、旅行パンフレットの製作費を水増し請求していたことを明らかにした。JR西日本の依頼で製作したもので、10年間で約7千万円を不正に受け取っていた。KNTは損害賠償金を支払うとともに、不正に関わった担当者ら約30人を処分した。

 KNTなどによると、パンフレットはJR西の鉄道を利用する旅行ツアーを紹介する内容で、製作費の一部や全額を販売支援金という形で受け取っていた。2社は見積額を水増ししたり、部数を減らすなどしたりして差額を不正に受け取っていた。