【ニューヨーク共同】ベビーパウダーの発がん性を巡る訴訟で、米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が千件超の訴訟で、1億ドル(約105億円)超を支払い、和解することで合意した。米ブルームバーグ通信が5日、報じた。

 J&Jを巡っては、タルク(滑石)を原料に含む商品を使用したことでがんになったと主張する人たちが、消費者への警告を怠ったとして同社を提訴。約2万件の訴訟が係争中という。

 J&Jは今年5月、需要が減少しているとしてタルクを原料に含むベビーパウダーの販売を米国とカナダで停止すると発表。日本など他地域では販売を続ける方針としている。