40~74歳が受ける特定健康診査(メタボ健診)や、生活習慣の改善を図る特定保健指導の効果は、1年後に肥満がわずかに改善する程度で、心臓や血管の病気のリスクは低減しない―。京都大の福間真悟准教授(臨床疫学)らが大規模な健診データの解析からこんな結果をまとめ、5日付で米医師会の内科学誌電子版に発表した。

 生活習慣病予防のためとして年間約2800万人が受診し、数百億円の費用がかけられている制度だが、福間さんは「費用に見合った効果を出せていない。制度の改善が必要だ」と指摘した。