【ブリュッセル共同】ロシア反体制派ナワリヌイ氏が猛毒の神経剤で襲撃を受けたとされる事件で、化学兵器禁止機関(OPCW、本部オランダ・ハーグ)は5日、ロシア政府からOPCW専門家を同国に送るよう要請を受けたと明らかにした。

 ナワリヌイ氏のドイツ搬送前に入院したロシアの病院は「毒物は検出されなかった」との診断結果を発表。神経剤ノビチョク系の物質で襲撃されたとするドイツの発表と大きく食い違っていた。だが、事件を放置するロシアを欧米が批判している上、OPCWの懸案事項を討議する執行理事会が6~9日に開かれるため、プーチン政権が軌道修正を図った可能性がある。