千葉県松戸市で2017年、市立小3年だったベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=を殺害したとして、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われ、一審で無期懲役とされた小学校の元保護者会長渋谷恭正被告(49)の控訴審公判が5日、東京高裁(平木正洋裁判長)で開かれた。リンさんの両親が意見陳述し「被告を極刑に」と訴えた。

 父親のレェ・アイン・ハオさん(38)は、リンさんが日本とベトナムの懸け橋になりたいと夢見て、熱心に日本語を勉強していたと説明。「月命日が来るたびに、被告が死刑判決を受けていないことに絶望し、憤りを覚える」とベトナム語で話した。