厚生労働省が、台風などの水害に備え避難用エレベーターやスロープを設置した介護施設に対し、補助金を支給する取り組みを始めたことが5日、分かった。7月の豪雨により熊本県球磨村の特別養護老人ホーム(特養)「千寿園」で入所者14人が亡くなったことを受けた措置。迅速な避難につなげる狙いがある。

 補助の対象は、症状が重い高齢者向けの特養やリハビリをする介護老人保健施設などの高齢者施設の改修。車いすやベッドでも避難しやすいようエレベーターやスロープの設置、避難場所として活用できるスペースの増設を想定している。