最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は、2014年に当時中学生の少女が愛知県で同居する祖父から性的虐待を受けたとして損害賠償を求めた訴訟で、祖父の上告を退ける決定をした。1日付。性的虐待を認め、110万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。

 祖父は少女の訴えは虚偽だと主張したが、昨年8月の一審名古屋地裁判決は14年冬~15年4月ごろに性的虐待があったと認定し「著しい精神的苦痛を受けたことは明らかだ」と指摘。二審名古屋高裁が昨年12月の判決で祖父の控訴を棄却した。