伝統音楽をコンピューターを用いて自動で譜面化する技術を開発した八戸工業大(青森県八戸市)の小坂谷寿一教授らが5日、「津軽じょんから節」など津軽三味線28曲の楽譜を、県教育委員会に寄贈した。主に口伝で継承してきた三味線を小中学生の授業に取り入れやすくして、伝統文化に親しんでもらうのが狙いだ。

 小坂谷教授が開発したのは、弦の振動を電気信号として伝える「エレキ三味線」の音源をコンピューターが分析し、西洋譜などに変換する技術。ピアノなどでも弾けるようになるため、県教委の担当者は「演奏機会が増えれば、伝統継承につながる」と期待する。