【マニラ共同】新型コロナウイルスの影響で3月中旬から休校していたフィリピンの公立小中高校が5日、7カ月ぶりに再開した。ただ、感染拡大を防ぐため登校や対面方式の授業は当面見送られ、オンラインやテレビ・ラジオを活用する。

 自宅でオンライン授業を受けるには安定した通信環境が必要だが、世界銀行によると、昨年のフィリピンのインターネット使用者割合は全人口の43%にとどまる。教育省は印刷した教材も配布しているものの、通信格差が教育格差につながる恐れがある。

 ブリオネス教育相は学校再開に際して「新型コロナによって子どもたちの教育や未来を台無しにはさせない」と述べた。