女優の蒼れいなが、人食いザメの恐怖を描くパニック映画「ディープ・ブルー3」(ブルーレイ、DVDが9日発売)でハリウッドデビューを果たした。全編英語での演技について「発音に苦戦したこともあったが、周囲のサポートで乗り切れた。いい経験になった」と達成感をにじませる。

 遺伝子操作されたサメが登場する人気シリーズの最新作。小さな島でサメの調査をしていた研究者チームが、3匹の凶暴なサメに襲われる。蒼はチームの一員で、日本人の研究者ミヤを演じた。「頭が良くて、気が強い。こんなふうになれたらいいな、と思って演じた」と憧れを口にする。

 撮影場所は南アフリカ・ケープタウンだった。「全く水のない所に、撮影用の海や村が丸ごと造られていて驚いた」。多様な文化を持つ俳優やスタッフが集まる現場で「自分の考えをしっかり主張することが大事だと実感した」としみじみ。

 ミヤが日本のお酌文化について仲間に説明したり、日本語で毒づいたりするシーンには、蒼の意見が反映されているという。「監督に“日本代表”として意見を求められて、自分はどれだけ日本のことを知っているのか、と自問した。もっと日本文化も勉強したい」と意欲を燃やす。

 日本と台湾で芸能活動を続けながら、約2年前から米国のオーディションに挑戦してきた。「いつかは日本人の役で、ハリウッド映画の主役を張れるように頑張りたい」