国土交通省は5日、京都府宮津市の京都丹後鉄道宮津線丹後由良―栗田間で緊急停止した西舞鶴発豊岡駅行きの列車のブレーキが利かず、走りだすトラブルが4日夜にあったと発表した。国交省は5日、事故につながりかねない重大インシデントに認定。運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。

 国交省によると、列車はワンマン運転の1両編成。乗客乗員5人にけがはなかった。

 トラブルは4日午後9時5分ごろ発生。栗田駅の手前で異常音を聞いた運転士が非常ブレーキをかけて列車を停止させた。点検のため降車しようとした際に列車が動き始め、栗田駅を約242m通り過ぎて停止した。