昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた参院議員河井案里被告(47)の公判が5日、東京地裁で開かれた。広島県江田島市の胡子雅信市議(50)が証人として出廷。案里議員の秘書を通じて現金10万円を受領したと認め「地元行事を紹介したことへのお礼と、(自身への)投票を呼び掛ける趣旨だと思った」と証言した。

 胡子市議によると、昨年6月、案里議員の秘書から市内の地域行事を紹介するよう求められ、約150人が参加するカラオケ大会に招いた。案里議員は帰り際に秘書から現金入りの封筒を渡されたという。