交際していた20代女性の自宅にガソリンをまいて火を付け、女性と家族計5人を殺害しようとしたとして、殺人未遂や現住建造物等放火などの罪に問われた伴翔太被告(28)の裁判員裁判初公判が5日、名古屋地裁岡崎支部(石井寛裁判長)で開かれ、伴被告は「やっていないので何も言うことはありません」と述べ、起訴内容を否認した。

 検察側は冒頭陳述で「消防隊が女性宅の玄関付近で携行缶を発見した」と指摘。「玄関と勝手口にガソリンをまいており、計画的」と述べた。

 弁護側は、被告の左足首のみにやけどがあったとし「火をつけた本人なら、もっと大きなやけどをしているはずだ」と反論した。