世界的なファッションデザイナーで4日にパリ近郊の病院で81歳で死去した高田賢三さんは、9月上旬に新型コロナ感染が判明、入院治療を続けていたことが5日、分かった。関係者は回復を祈ったが、かなわなかった。日本人デザイナーとして世界の舞台で活躍した先駆けで、国内外に喪失感が広がった。

 関係者によると、高田さんは9月初旬に南仏へのバカンスからパリに戻った後の同10日ごろ、体調不良を訴えて入院。翌日にPCR検査でコロナ感染が判明した。関係者に電話で「体調が良くなってきた」と伝えるなどしていたが、容体は一進一退を繰り返し、日本時間の10月4日夜に亡くなったという。