新型コロナウイルスの感染対策を理由に、車いすのまま乗車できるスロープ付きのユニバーサルデザイン(UD)タクシーの配車を拒否されたとの利用者の苦情を受け、国土交通省北海道運輸局が札幌市のタクシー会社2社を口頭で指導したことが4日、同局への取材で分かった。

 6月にUDタクシーを予約しようとした利用者が「コロナで車両台数を減らしており予約はできない」などとして3社に配車を断られたとの苦情が、8月に国交省を通じて届いた。

 うち2社がUDタクシーを保有しているのに配車しなかった疑いがあり、8月下旬に指導。2社は同局に「説明が足りず誤解を与えた」などと回答した。