終戦後、進駐軍関係者が奈良市で撮影したとみられる写真が多数見つかった。進駐軍に関連する研究を在野で続ける大阪市の女性が写真の入った複数のアルバムを入手した。1947年ごろのものとみられ、接収された場所に設けられたキャンプ地内も捉えていた。日本人による撮影が禁じられていた場所が多く、専門家は占領期の軍の営みが分かる数少ない史料と評価する。

 持ち主はHiro Naganoさん(54)。進駐軍がキャンプ地などとした旧日本軍第38連隊跡地(現奈良教育大など)にあったとみられる建物のほか、休暇の際に撮影したであろう東大寺や春日大社周辺の写真もあった。