文部科学省は4日までに、障害のある子どもが通う特別支援学校の設備に関して必要最低限の基準となる「設置基準」を初めて策定する方針を固めた。在籍者が増えて教室が不足し、1教室を二つに仕切って使うなど学習環境に問題があると教育現場から懸念が上がっていた。文科省は来年にも基準を示して改善を図るとともに、既存の補助金の活用を促して教室を増やしたいとしている。

 2019年5月時点で特別支援学校に在籍している子どもは約14万4千人。09年と比べて23%増えた。大半は知的障害のある子どもで、文科省は以前より早期発見が容易になったことが背景にあるとみている。