「怪人二十面相」などの推理小説で知られる作家の江戸川乱歩が、数え年で3歳から約15年間過ごした名古屋市で、業績をたたえる記念碑が完成し、31日、同市中区の旧居跡近くで除幕式が開かれた。乱歩と名古屋のつながりはこれまで注目されることが少なかったが、研究者は「多感な少年期を名古屋で過ごした経験が、作品にも影響を与えている」と分析する。

 除幕式では、シルクハットとマント姿の怪人二十面相をモチーフにした高さ約1・5メートルの記念碑がお披露目。「名古屋での体験が、のちの探偵小説の名作執筆へつながっていった」と刻まれ、乱歩と名古屋のつながりを強調している。