埼玉県川口市で市民団体が運営する自主夜間中学が開校から今年で35年を迎え、同市の施設で3日、ボランティアのスタッフや生徒、卒業生ら約40人による集会が開かれた。「川口自主夜間中学」の遠藤芳男代表(70)は、新型コロナウイルスで長期の休講を強いられた窮状を紹介。「コロナの収束は見通せないが、学びたい人たちに引き続き寄り添う」と意気込みを語った。

 自主夜間中は、元教員や学生らがスタッフとなり1985年に設立。週2回開かれ、教育の機会を失った人や不登校の子供をはじめベトナム難民、中国からの引き揚げ者ら2千人以上が学んできた。