滋賀県警が地理情報システム(GIS)に記録した過去の交通事故データを活用し、園児の安全な散歩に役立てる講習を実施している。大津市の交差点で昨年5月、車2台が衝突して散歩中の保育園児ら16人が死傷した事故を受けた対応。大津署の北川秀平交通1課長は「子どもの安全を守るのは大人の役目。事故を防ぐ意識を高めてほしい」と話す。

 事故データは県内で起きた過去約10年分の人身事故と、約5年分の物損事故を網羅。システムで被害者の年代や発生地域など条件を設定して検索すれば発生場所が地図上に表示される。これまでは交通規制の分析などに使い、積極的に外部には公表していなかった。