2016年の熊本地震で被災した熊本県の国道57号と、新たに整備した「北側復旧ルート」が3日、開通した。熊本市内から阿蘇市を抜け、大分県へと結ぶ交通アクセスが大幅に向上。記念式典では、熊本県の蒲島郁夫知事が「阿蘇地域の観光にとって大きなチャンスだ」とあいさつした。

 国道57号は、16年4月の地震で斜面崩壊などの被害が発生。国土交通省などは元の道路を復旧させるとともに、新ルートを整備した。新ルートは約13キロで、大半が自動車専用。元の57号よりも移動時間が短縮される。

 地元の観光業は苦境が続いており、アクセス改善による客足の回復に期待が集まっている。