東日本大震災の津波で全壊した、宮城県名取市閖上地区の市サイクルスポーツセンターは大規模改修を経て3日、約9年半ぶりに再開した。海沿いにある約4キロの周回コースでは、家族連れらがレンタルするなどした自転車でサイクリングを楽しんだ。4階建ての宿泊管理棟は津波襲来時、3階以上に1200人を収容する避難ビルを兼ねる。

 記念式典で山田司郎市長は「ハード面の復興事業はほぼ完了した。センターは国内外の観光客に魅力を感じてもらう復興のシンボルに」とあいさつした。

 約3万5000平方mの敷地にはフットサルコートや、クラウドファンディングで資金を募り掘り当てた温泉もある。