歌人・与謝野晶子が20~50代の時に詠んだ歌148首を揮毫したびょうぶが、故郷・堺市の施設「さかい利晶の杜」で11月18日から公開される。この施設での展示は初めて。学芸員の森下明穂さん(48)は「晶子の若かりし頃から晩年までの自信作を収めた“ベストアルバム”のようで、晶子の人生に思いをはせて楽しんでほしい」と話す。

 びょうぶは二枚折で縦約175センチ、横約180センチ。高知県の男性の依頼を受けて作られ明治から昭和にかけて詠んだ歌がしたためられている。

 晶子は1942年に死去する約2年前に半身不随に。びょうぶは、その直前に作られた「最晩年」のものという。