第一生命保険は2日、山口県周南市の事務所で営業を担当していた元社員の80代の女性が、在職中に高金利が適用されるといった架空の金融取引を顧客に持ち掛け、21人から計約19億円の資金を不正に取得していたと発表した。

 山口県警は同社からの告発を8月に受理し、詐欺容疑で捜査を進めている。

 同社によると、元社員は今年4月まで10年以上にわたり、30%の利息が付くといった架空の「特別枠」の運用を提案していた。顧客からの連絡で発覚した。被害者と保険の契約を結んでいたかどうかは調査中という。

 同社は女性を懲戒解雇し、被害金の一部を元社員に代わり返済している。