【ロンドン共同】欧州中央銀行(ECB)は2日、デジタル通貨を発行するかどうかを2021年半ばにかけて判断する考えを示した。ラガルド総裁は声明で「需要が高まれば、デジタルユーロ発行に備えなければならない」とし、積極的な姿勢を示した。同日には利点や課題を整理した報告書を公表。12日から意見公募を始める。

 中銀デジタル通貨を巡っては、中国人民銀行が「デジタル人民元」の試験運用を進めており、国際的な主導権を握りたい考え。ECBは現行の通貨体制とユーロの主要通貨としての地位を守るため検討を急ぐ。